日光湯元キャンプ場グルキャン
2016-08-13(土)～15(月) 栃木県日光市 日光湯元キャンプ場
ここは私の長いキャンプ経験の中でも最も多く利用しているキャンプ場である。
日光の美しい自然、湯ノ湖のほとり、険しい白根山のふもとにあるスキー場が夏にキャンプ場として開放されている。利用料金は一人一泊1,000円(小・中学生500円）IN/OUT時間特に制限無し。
息子達の幼少期、この日光から2時間程の宇都宮市で暮らしていた。この地で子育てが出来た事を夫婦共々良かった事だと思っている。
当時のファミリーキャンプは栃木県内主体だったわけだが、日光も塩原も那須も鬼怒川も あれほどの自然に恵まれていながら栃木のキャンプ場は妙に自然を切り崩して小綺麗にしてしまった公園の様なキャンプ場が多く、「キャンプした気になれる」キャンプ場は実はとても少ない。
その点、このキャンプ場は自然に恵まれアクティビティが豊富だ。日光白根登山の拠点にでき、湯ノ湖の釣りも楽しい。フライフィッシャーマンの聖地、湯川も近く、湯滝～戦場ヶ原のトレッキングもいい。更に日光湯元源泉の温泉街が歩いて行ける距離にある。そんな訳でこのキャンプ場は何度も何度も飽きる事無く利用させてもらっているのである。たぶん30～40泊はしていると思う。
ちなみに息子達は二人とも生後半年で、ここでキャンプデビューしている。
しかし多くの人がキャンプに求める設備面に乏しく、車からサイトまでは距離があり、リヤカーも無いので重装備のキャンプは運搬が大変だ。
以前はキャンプ場内にトイレが在ったのだが、それも撤去されてちょっと離れた公衆トイレを利用する必要がある。地形は水平面が少なく設営ポイントを探すのも大変だ。そう、このキャンプ場は不便で大変なのだ。
読者の皆さんは 行かない方がいい(笑）思えばファミリーキャンプでありながら自分が重装備の道具を避けたのは、このキャンプ場の影響が大きいのかも知れない。
今回のキャンプは妻の弟、妹夫婦と3世帯のグループキャンプ。テントはスノーピークアメニティドーム、タープはヘキサＬ。
義妹がパタパタするものやクルクルするものをおもむろに飾り付けていく。「それ、キャンプに必要無い物ですけど。。。」小声でつぶやくのが精いっぱいだった(笑）たまにはいいか。
虫に夢中な甥っ子。
最年少 3歳の甥っ子が居るので彼に合せて、豊富なアクティビティから釣りや登山は避け、キャンプ2日目に戦場ヶ原一周コースのトレッキングを選んだ。コースタイムは約2時間30分。3歳児にとってはかなりハードだが、ほぼコースタイム通りに歩き、最後の500mくらいでおんぶ寝だったかな。きっと立派なキャンパーに育つであろう。
戦場ヶ原に沿って流れる湯川。私が日本国内で一番好きな渓流。ブルックトラウトが釣れるが全区間キャッチ＆リリース。UKのコッツウォルズにも劣らない素晴らしい渓相。お気に入りのウェーディングブーツを履いて一日中ここでフライを投げて居たいが今回は家族優先。
義弟のLogeダッジオーブンで作る6合のパエリア。買ったハズのサフランが荷物の中から見つけられず、コンソメで代用。それでも魚介の風味が美味しかった。面倒だからダッジ持って行きたくないと言っていたが、姉と妹に押され。。。誰もが通る道である(笑）
3歳児の母親らしく、義妹は細菌がどうのこうの肉類と野菜の包丁を別々にする程の神経質ぶりでキャンプに向かない女。 私の汚い手で調理すると角が立つので、今回料理は全面的に妻と義妹に任せた。女性に任せておくと彩豊かな食べ物が出てきていい。
義妹家のバーナーSOTO ST N525別注モデル。2バーナーにしてはコンパクトで色もカッコよかった。
夜は酔いながら みんなで星空を眺め、ペルセウス流星群の数を数える。標高1475Mのキャンプ場。月の明るい日だったので星景は撮らなかったのだが、私の知っているキャンプ場でもここの星空は余計な光が無くトップクラス。夏でもクリアな星空が楽しめる。
ちなみに夜間の最低気温は初日11℃、2日目17℃だった。
3日目はキャンプ場から歩いて5分の湯ノ湖を散策。
かつてファミリーキャンプのホームだった湯元キャンプ場。やっぱり何回来てもここはいい。雲の動きよりも時間がゆっくり流れている気がする。リヤカーが無くても荷物を運ぶ魅力に満ちている。次回は大きくなった甥っ子と日光白根キャンプ場ルート登山もいいかも知れない。
■湯元キャンプ場
〒321-1662 栃木県日光市湯元日光湯元ビジターセンター
TEL：0288-62-2321
http://www.nikkoyumoto-vc.com/guide/
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ここは私の長いキャンプ経験の中でも最も多く利用しているキャンプ場である。
日光の美しい自然、湯ノ湖のほとり、険しい白根山のふもとにあるスキー場が夏にキャンプ場として開放されている。利用料金は一人一泊1,000円(小・中学生500円）IN/OUT時間特に制限無し。
息子達の幼少期、この日光から2時間程の宇都宮市で暮らしていた。この地で子育てが出来た事を夫婦共々良かった事だと思っている。
当時のファミリーキャンプは栃木県内主体だったわけだが、日光も塩原も那須も鬼怒川も あれほどの自然に恵まれていながら栃木のキャンプ場は妙に自然を切り崩して小綺麗にしてしまった公園の様なキャンプ場が多く、「キャンプした気になれる」キャンプ場は実はとても少ない。
その点、このキャンプ場は自然に恵まれアクティビティが豊富だ。日光白根登山の拠点にでき、湯ノ湖の釣りも楽しい。フライフィッシャーマンの聖地、湯川も近く、湯滝～戦場ヶ原のトレッキングもいい。更に日光湯元源泉の温泉街が歩いて行ける距離にある。そんな訳でこのキャンプ場は何度も何度も飽きる事無く利用させてもらっているのである。たぶん30～40泊はしていると思う。
ちなみに息子達は二人とも生後半年で、ここでキャンプデビューしている。
しかし多くの人がキャンプに求める設備面に乏しく、車からサイトまでは距離があり、リヤカーも無いので重装備のキャンプは運搬が大変だ。
以前はキャンプ場内にトイレが在ったのだが、それも撤去されてちょっと離れた公衆トイレを利用する必要がある。地形は水平面が少なく設営ポイントを探すのも大変だ。そう、このキャンプ場は不便で大変なのだ。
読者の皆さんは 行かない方がいい(笑）思えばファミリーキャンプでありながら自分が重装備の道具を避けたのは、このキャンプ場の影響が大きいのかも知れない。
今回のキャンプは妻の弟、妹夫婦と3世帯のグループキャンプ。テントはスノーピークアメニティドーム、タープはヘキサＬ。
義妹がパタパタするものやクルクルするものをおもむろに飾り付けていく。「それ、キャンプに必要無い物ですけど。。。」小声でつぶやくのが精いっぱいだった(笑）たまにはいいか。
虫に夢中な甥っ子。
最年少 3歳の甥っ子が居るので彼に合せて、豊富なアクティビティから釣りや登山は避け、キャンプ2日目に戦場ヶ原一周コースのトレッキングを選んだ。コースタイムは約2時間30分。3歳児にとってはかなりハードだが、ほぼコースタイム通りに歩き、最後の500mくらいでおんぶ寝だったかな。きっと立派なキャンパーに育つであろう。
戦場ヶ原に沿って流れる湯川。私が日本国内で一番好きな渓流。ブルックトラウトが釣れるが全区間キャッチ＆リリース。UKのコッツウォルズにも劣らない素晴らしい渓相。お気に入りのウェーディングブーツを履いて一日中ここでフライを投げて居たいが今回は家族優先。
義弟のLogeダッジオーブンで作る6合のパエリア。買ったハズのサフランが荷物の中から見つけられず、コンソメで代用。それでも魚介の風味が美味しかった。面倒だからダッジ持って行きたくないと言っていたが、姉と妹に押され。。。誰もが通る道である(笑）
3歳児の母親らしく、義妹は細菌がどうのこうの肉類と野菜の包丁を別々にする程の神経質ぶりでキャンプに向かない女。 私の汚い手で調理すると角が立つので、今回料理は全面的に妻と義妹に任せた。女性に任せておくと彩豊かな食べ物が出てきていい。
義妹家のバーナーSOTO ST N525別注モデル。2バーナーにしてはコンパクトで色もカッコよかった。
夜は酔いながら みんなで星空を眺め、ペルセウス流星群の数を数える。標高1475Mのキャンプ場。月の明るい日だったので星景は撮らなかったのだが、私の知っているキャンプ場でもここの星空は余計な光が無くトップクラス。夏でもクリアな星空が楽しめる。
ちなみに夜間の最低気温は初日11℃、2日目17℃だった。
3日目はキャンプ場から歩いて5分の湯ノ湖を散策。
かつてファミリーキャンプのホームだった湯元キャンプ場。やっぱり何回来てもここはいい。雲の動きよりも時間がゆっくり流れている気がする。リヤカーが無くても荷物を運ぶ魅力に満ちている。次回は大きくなった甥っ子と日光白根キャンプ場ルート登山もいいかも知れない。
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この記事へのコメント
おはようございますっ！
前記事のくるくる&パタパタの下りに爆笑した私です(笑)
へりさんに似合わない(笑)
でもあのくるくるも役立つんですよねー。
この前のキャンプでし深夜にい切りガイロープ引っかけられまして、飛び起きたんですが、目印何かほしいと思いました(T_T)そこであのくるくる頭に過りました(笑)
夏休み私も日光行ってたんですよ～！戦場ヶ原も中には入れなかったけど見てきました！
(ワンコダメみたいで…)そして昼間の気温の低さにびっくり！夏にキャンプにきたら絶対気持ちいいだろうなぁ…と。圏央道と東北道が繋がったのですごく行きやすくなりましたよね！！
前記事のくるくる&パタパタの下りに爆笑した私です(笑)
へりさんに似合わない(笑)
でもあのくるくるも役立つんですよねー。
この前のキャンプでし深夜にい切りガイロープ引っかけられまして、飛び起きたんですが、目印何かほしいと思いました(T_T)そこであのくるくる頭に過りました(笑)
夏休み私も日光行ってたんですよ～！戦場ヶ原も中には入れなかったけど見てきました！
(ワンコダメみたいで…)そして昼間の気温の低さにびっくり！夏にキャンプにきたら絶対気持ちいいだろうなぁ…と。圏央道と東北道が繋がったのですごく行きやすくなりましたよね！！
ここ、私もモロ好みです。
周辺のアクティビティが素晴らしく、これだけ開けた場所なのに安易に人を寄せ付けないような低規格なんて珍しい。こじんまりしたところが多いなか、これは国宝級。
遠目なので分かりませんが、盆だというのに各サイトにミーハー感がなくマニアックな雰囲気ですね。
パタやクルの付いてるサイトが一番浮いてるように見えますｗ
しかし３歳児に２時間半のコースってほんとハードですよね(^^;)
よく歩きましたねぇ・・・将来有望なキャンパーor山屋さんになりそうですが、あんまスパルタしてると「へりのおっちゃん、ドＳだから一緒に行かん」て言われますよｗ
周辺のアクティビティが素晴らしく、これだけ開けた場所なのに安易に人を寄せ付けないような低規格なんて珍しい。こじんまりしたところが多いなか、これは国宝級。
遠目なので分かりませんが、盆だというのに各サイトにミーハー感がなくマニアックな雰囲気ですね。
パタやクルの付いてるサイトが一番浮いてるように見えますｗ
しかし３歳児に２時間半のコースってほんとハードですよね(^^;)
よく歩きましたねぇ・・・将来有望なキャンパーor山屋さんになりそうですが、あんまスパルタしてると「へりのおっちゃん、ドＳだから一緒に行かん」て言われますよｗ
ヘリさんのサイトにまさかのクルクル&パタパタ！
自家発電でもするのかと思ってしまいました笑
標高1400オーバー
最高の避暑キャンプが出来ますね〜^^
頑張れば足も伸ばせそうな距離ですし
来年の夏辺りにでも検討しようと思います！
もちろん重装備で 笑
自家発電でもするのかと思ってしまいました笑
標高1400オーバー
最高の避暑キャンプが出来ますね〜^^
頑張れば足も伸ばせそうな距離ですし
来年の夏辺りにでも検討しようと思います！
もちろん重装備で 笑
こんばんは〜。
へりさんに栃木キャンパー時代があったとは？！
次レポ、菖蒲ヶ浜もお待ちしておりますよ。
それにしても、湯川！
なんですか、この倒木の織り成す風景は。
実は小学6年の時の愛読書がフライフィッシング教書だった私には
聞き覚えのある川だったような。。。
あ、でもキャスティングもまともに出来ませんので
ここでのフライ釣りは無理そうです。（汗汗）
でも、見ているだけで癒されますな。
へりさんに栃木キャンパー時代があったとは？！
次レポ、菖蒲ヶ浜もお待ちしておりますよ。
それにしても、湯川！
なんですか、この倒木の織り成す風景は。
実は小学6年の時の愛読書がフライフィッシング教書だった私には
聞き覚えのある川だったような。。。
あ、でもキャスティングもまともに出来ませんので
ここでのフライ釣りは無理そうです。（汗汗）
でも、見ているだけで癒されますな。
noelhinaさん
なるほどー、ガイロープの引っ掛け防止には役立つかも知れませんね。考え方次第で実用品になるとは。。。アスガルドなら尚更。アスガルドのガイロープ引っ掛けられたら天井揺れるもんねｗ
同じ時期に日光にいらっしゃったとは驚きました。でも日光はペットに厳しいですよね。このキャンプ場もペット禁止です。駐車場で置いてきぼりのワンちゃんが泣いてました。
圏央道から東北道は高いですｗ。私が東北道に抜けるときは、もっぱら首都高ｗしかもC2螺旋トンネルも避けてC1使います。
なるほどー、ガイロープの引っ掛け防止には役立つかも知れませんね。考え方次第で実用品になるとは。。。アスガルドなら尚更。アスガルドのガイロープ引っ掛けられたら天井揺れるもんねｗ
同じ時期に日光にいらっしゃったとは驚きました。でも日光はペットに厳しいですよね。このキャンプ場もペット禁止です。駐車場で置いてきぼりのワンちゃんが泣いてました。
圏央道から東北道は高いですｗ。私が東北道に抜けるときは、もっぱら首都高ｗしかもC2螺旋トンネルも避けてC1使います。
Scene-1さん
国宝級は大げさかも知れませんが、そんな感じです。よくもここが低規格だったなぁと。
10年ぐらい前はここに宿泊する人は、白根登山目的の人が多くて、山岳テントのソロの中、ウチだけコールマンのファミリーテントでファミキャンみたいな状況でした。
今回もコアな人が多かったのですが、このテントの数に驚きましたね。20年来利用しているキャンプ場ですが、今回は一番混んでて、義弟も驚いてました。「え、なんでここに、こんな人がいるの？」って感じでした。
甥っ子との関係はこれからなんで、楽しみたいと思いますｗ
国宝級は大げさかも知れませんが、そんな感じです。よくもここが低規格だったなぁと。
10年ぐらい前はここに宿泊する人は、白根登山目的の人が多くて、山岳テントのソロの中、ウチだけコールマンのファミリーテントでファミキャンみたいな状況でした。
今回もコアな人が多かったのですが、このテントの数に驚きましたね。20年来利用しているキャンプ場ですが、今回は一番混んでて、義弟も驚いてました。「え、なんでここに、こんな人がいるの？」って感じでした。
甥っ子との関係はこれからなんで、楽しみたいと思いますｗ
劇団にひきさん
ふふふっ、「もちろん重装備で」にウケてしまいました！駐車場からは近いところと、遠いところが有るので、自分自身の妥協次第なんですけどね。
にひきさんは東北の良い環境でキャンプしているので,普段使いのキャンプ場と比較して楽しんでほしいです。あっ、サニタリーとトイレは遠いですが、綺麗ですので安心して起こし下さいｗ
それとここの温泉街は、全て乳白色で硫黄臭の強い温泉ですので、それも楽しんで欲しいです。ちなみに私の一番好きな温泉、仙台近くの作並温泉「一の坊」ですが、前にも言いましたっけ？
ふふふっ、「もちろん重装備で」にウケてしまいました！駐車場からは近いところと、遠いところが有るので、自分自身の妥協次第なんですけどね。
にひきさんは東北の良い環境でキャンプしているので,普段使いのキャンプ場と比較して楽しんでほしいです。あっ、サニタリーとトイレは遠いですが、綺麗ですので安心して起こし下さいｗ
それとここの温泉街は、全て乳白色で硫黄臭の強い温泉ですので、それも楽しんで欲しいです。ちなみに私の一番好きな温泉、仙台近くの作並温泉「一の坊」ですが、前にも言いましたっけ？
しくさん
私は幼少期のみ北海道だったのですが、一番長く暮らしたのは栃木県であり、ほとんど栃木の人です。妻も栃木県人。栃木弁の発音もマスターしており、U字工事と同じ話し方できます！
菖蒲ケ浜は、かつてない程のおっさんの感傷深い思い出話になりますので、期待しないでお待ち下さいｗｗ
私は幼少期のみ北海道だったのですが、一番長く暮らしたのは栃木県であり、ほとんど栃木の人です。妻も栃木県人。栃木弁の発音もマスターしており、U字工事と同じ話し方できます！
菖蒲ケ浜は、かつてない程のおっさんの感傷深い思い出話になりますので、期待しないでお待ち下さいｗｗ
