自作:ファイヤーブラスター

へり

2016年01月29日 02:30

ファイヤーブラスターを自作した。




 焚火台は笑'sのA-4君を使っているので燃焼効率が異常に良く、基本的にふうふう吹いたり、ウチワで煽ったりする必要が殆ど無い。
風が強い日は炎が横に流れる焚火を、無い日は垂直に上がる炎を楽しむ。人工的な空気を送らない、いらぬ拘りを持って焚火して来た。

 焚火は小さな炎で、ゆるく楽しみたい。はぜない焚火は趣に欠け、一本の薪がいつまでもダラダラ長く燃えているのも面白く無い。
燃えやすい薪を使い、薪を転がして角度を変えつつ、ある程度の間隔で1本づつ追加する。消えないように、けれども大きくならないようにパチパチと静かにはぜる、そんな焚火が好きだ。



時々火加減をコントロールしたい時は確かにあるから、ファイヤーブラスターがあれば便利だなと前々から思っていたのだが、今回ついに自作してみた。


参考にしたのはNAOMARUさんのブログ。なんとか自分のオリジナリティを出したかったけど、パーツの選択に全く余地が無く、結果として完全コピーする形になった。


材料代

ステンレスパイプφ13×600mm: 280円
棒ヤスリ用グリップ: 160円
木筒φ24mm:400円
ビーズ:260円
皮ひも:400円
TOTAL 1500円





グリップは本来は棒ヤスリを取り付ける為のもの。ホームセンターの棒ヤスリコーナーに置いてある。穴は細く、貫通していないからドリルで穴を貫通させる作業が必要だ。中間の木筒は、適当な木材を購入したが、やはり穴をパイプ径に合わせて広げる必要がある。



メインのパイプには、φ13のステンレスを選択した。たまたま手持ちのドリルがφ13.5mmだったから。
工具箱を探すと、φ16の面取りドリルもあった。これで工具を追加購入せずに木材の穴開け加工が可能だった。



作業は簡単、φ13mmのステンレスパイプに対してφ13.5mmの穴を開けた木材2つを通すだけ。ステンレスパイプと木材の固定には接着剤を使おうと思ったが、はみ出して汚くなると嫌なので、ビニールテープをステンレスパイプに巻いて径を太くし、木材を圧入する形にした。

NAOMALさんのオリジナルでは、パイプ先端にアクセントになるスペーサーを装着しているのだが、丁度良いパーツが見つからず現時点では剥き出し。




皮ひもとウッドビーズのアクセントも完全にNAOMALさんの完コピ。2つのグリップの色が揃ってないのでそのうちWATCOのダークウォルナットで塗り塗りするかも知れない。



長さは全長600mm。普段焚火で使用しているCAMP★MANIAの焚火ハンガーM (1m)に引っ掛けて吊るすと丁度良い長さ。



収納は焚火ハンガーを収納している釣り竿ケースメジャークラフトのセミハードケース SHC-66Sに一緒に収納する事にした。



自作はあまりやらないのだが、やっぱり制作してみると早く使ってみたい。しかしローチェアに座ってファイヤーブラスターで焚火を夢中でフウフウしている自分を想像すると笑ってしまう。むせているソロのおっさんの姿は滑稽には映らないだろうか、やや心配である。










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