ソロキャンパー+ガレージ=キャンプ用品収納の最適解
アウトドアを趣味とする自分にとって、避けては通れないキャンプ用品の収納問題を解決する事は住宅建築の大きな目標だった。先週重たい腰を上げてやっと整理整頓した。
アウトドア用品を車の近くへ。何処に収納するのか道具の全てにアドレスを作った。「キャンプ用品ってこんなに少なかったっけ?」そう感じるほど片付けは進んだ。
収納棚はIKEAのPAXという製品で12年前に購入したもの。かつては洋服を収納するクロゼットだったが、キャンプ用品を収納できるように改造、今後もガレージで活躍してもらう。
鳥の羽が散らかりがちなフライ・タイイングやD.I.Yも出来るようにテーブルとチェアとテーブルライトを置いた。そしたらこのガレージは書斎になり、写真スタジオになり、D.I.Y工房になった。
妻がリビングに飾る事を許してくれないランタン&バーナーコレクション、そして私の隠れたオタク趣味、モンテカルロを走った往年のモーリス・ミニクーパーのミニカーコレクションもこのガレージで埃を被って行く事になる。
私のハンドル名の元になっている
キースへリングのイラスト集と敬愛するフランス人の写真家、
ロベール・ドアノーの写真集を見るのもこのスペースで。
趣味に没頭する時ぐらい開放的になりたい。天井高3.3m。耐震設計上の限界まで高く設計してもらった。そしたら8ftフライロッドの♯5番が縦に収納できる。釣りあがったら、竿は車のロッドホルダー、帰宅して壁のロッドホルダーへ。
雨天撤収したテントの乾燥もここで。ルーフボックスに放り込んだテントは帰宅後ガレージ内で内干し。乾いたら元のアドレスへ。
Door to Door 駐車して車のドアを開けたポジションが玄関への入口。普段の生活ではとても便利で役立っており、我ながらこの動線に感動した。
家のデザインは交渉中に何度も何度も設計変更してもらった。家のデザイナーさんとも妻とも何度も衝突。もちろんコストが折り合わず妥協した事も多い。その間半年、頭の中は動線、動線、動線。。。その甲斐もあったと思う。
車を駐車するだけの場所じゃない。アウトドアを趣味とする自身に効率良い動線を提供してくれる場所。「ガレージのせいで寝室が狭くなった!」妻の意見には耳を傾けない。いいじゃん、寝るだけの部屋が狭くたって。。。「俺の自転車もガレージに入れたい!」息子の意見にも耳を傾けない。自転車入れたら生活臭が出てしまうんだ、庭に置いておいて。
住むだけの家を作るんじゃない。使い倒せる家を作るんだ。その意識が動線と空間を変えた。
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