2019-08-31(土)~09-01(日)山梨県道志村 滝原オートキャンプ場
「夏渓エンジョイ」この言葉は私の言葉じゃない。タイトルにそう記載してあるメールが届いたのだ。
送信者は「
タブーなの?」でナチュログを一世風靡したジャンボ・ジュウシン氏。ブログ記事のタイトルもキャッチーだが、メールタイトルもキャッチー(笑)
いつか一緒に道志川で釣りましょう。
しくさんと
ジュウシンさんと何度となくやり取りしていたもののすれ違っていた。このメールをきっかけにやっと実現。
8月のトラウト系の釣りは難しい。たぶん釣れないかも。でもそんな事はどうでも良かった。3人で川歩きするだけで楽しそうに思えた。
道志に張るキャンパーは多いけど、道志川の釣果を報告するアングラーは少ない。だって釣れないもんね。
そんな数少ない道志アングラー&キャンパー3人、渓流釣りキャンプ開演。
最初の集合場所は道志川の山梨県側最下流、両国橋。AM 7:00に到着すると既にしくさんが釣り始めていた。
「バイトありました??」「全然・・・」そうだよね、あるわけないよね。この暑さだもん。
いつ来るか分からないジュウシンさんを待たずに二人で遡上。チェストハイウェーダースタイルのしくさん決まってます!笑顔が素敵♪
ところが釣り始めてすぐに「どろ~ん」とした鈍いバイト。ロッドを立ててフッキング!「来た!!重い!!!」頭をブルブルさせてもがく感触がラインに伝わる。
4lb(1号)のラインがドラグの嫌な音を立てながらどんどん出て行く。道志川にこんな魚が居るわけ無い。。。「ここは中禅寺湖ですか!?」ってほど焦った。
(Photo by しくさん)
もしかして、グループフィッシングで大物釣れちゃう俺って持ってる??しくさんのブログ更新が楽しみ?(笑)
ファイトの間そんな事を考えていたが中々寄せられない。お願いだからライン切れないでー!、フックが外れるのが先か、ネットに入れるのが先か、ずいぶん長い時間をかけて取り込んだ。
(Photo by しくさん)
管釣りから逃げてきた魚か、道志川での釣行自己記録となる43cmのレインボートラウト。もちろんヤマメ用のネットに入りきらない。
それにしても顔が厳つい!ヒットルアーは自分のスタートルアー、
D.U.Oスピアヘッドリュウキ45S アユカラー。
(Photo by しくさん)
このファイトに満足した自分は、もうこの日の釣りはどうでもよかった(爆)
釣れると思ってなかったので魚籠を持ってきておらず、リリースしようとしたら、しくさんが「みんなで食べようよ」とのご提案。
以後この魚をしくさんの魚籠に入れて持ち歩いてもらう。しくさん、すみませんでした(汗)
その後、初対面のジャンボ・ジュウシン氏登場!187cmの巨漢、ゲータースタイルが決まってます。
しかし時既に遅し、3人とも全くバイト無く11時過ぎ、キャンプ場に向かう事に。
今日のキャンプ場は、3人とも初めての道志村 滝原オートキャンプ場。
道志川沿いの細長い立地は
椿キャンプ場にも共通する、砂利面と杉の道志らしいキャンプ場。キャンプ場はテントがまばらで空いている。
そしてキャンプ場最奥部、午後は木陰になっていて涼しそうな、翌朝は日が当たって乾燥撤収が簡単そうな、早朝道志川にエントリーし易そうな、良い場所を見つけて設営場所を決定する。
タープを張る位置を最初に決めただけで後は淡々と作業、誰がどこに何を置くなんて特に相談もせずに設営したが、さすがナチュログブロガー、何の迷いも無くさくっと動線の良いコクピットスタイル×3。
あっと言う間にサイトが完成。チェアも似たようなの持ってきてるし、いや~このメンツ楽でいいわー(笑)
ポールにもやい結びと自在結びで結んだロープにぶら下げた
しくさんの充電式LEDランタン。
スノーピークのたねほおずきよりチョイ大きくて、ちょい明るくて値段半額。とても便利なランタン。でもAmazon見ても
製品名が分かりません(笑)
そして、やっと会えたねジュウシンさんと乾杯!!真夏の晴天、昼間のビールが上手い。「夏渓エンジョイ!」
(Photo by しくさん)
15:00頃、まだ時間早いつってるのに釣り始める2人。しくさんはキャンプ場前で、ジュウシンさんは下流側に消えて行く。私ですか?2本目のビール!
ジュウシンさん、そのポイント、先ほどしくさんが荒らしたばかりですけど。。。
結局釣れずに疲れて帰って来た2人。。。夕方それぞれシャワーを浴びた後、
キャプスタの火おこしの下に
文化炊きつけ2本入れて15分放置。「持ち寄りBBQ」開始。
今日唯一の釣果、しくさんが捌いてくれたレインボーはボリュームたっぷり。これだけでお腹一杯(汗)
今日の酒は、ボルドーCHモン・ペラと成城石井のコラボワイン。その名も「
クイーン・モンペラ」。
最近モンペラばかり飲んでる気がするが、しくさんがワイン飲めなかったので、ジュウシンさんと二人で1本開けた。そのまま釣り談義に花が咲く。
翌朝。
酒をそこそこに控えたしくさんがAM5:00、誰よりも早く道志川に立ちポイントを狙う。先行者は居ない、彼に釣れて欲しい。私はファインダー越しに彼を追う。
そして、ダウンストリームの流れに乗せたルアーにヒット!!満面の笑み(笑)この写真の表情、モザイクかけずに公開してしまいたいぐらい!!ばらさずネットに入れて欲しい。願うようにしくさんをショット。
そしてネット・イン!!小ぶりのレインボー、このキャンプのボウズ回避へ。
写真、写真、ブログ、ブログ(笑)
30分遅れで上流に向かったジュウシンさんは戻ってこない。一足早くしくさんと朝食。
ジュウシンさん釣れてるかなー?
そして。。。ジュウシンさん、執念の釣りで見事一尾をゲットして戻ってきた。料理が苦手だと言う彼、先に朝食を済ませた2人からチャチャを入れられながら(笑)レシピ本通りに作った料理がこれ。
「鮭ときのこのフリカッセ」。
某所で話題のクリームシチューに溺れるレインボー(笑)この後、火入れてどうなったのかはジュウシンさんのみぞ知る。
メスティン買う予定はないけど、ジュウシンさんに影響されて購入したレシピ本「
メスティン自動レシピ」オリジナルはこちらです↓
道志川は春にヤマメとアユのみを放流する川だ。ヤマメがアユを食べて育つ川である事は間違い無い。だからアユを模したルアーが理論上も確率論的にも有利なハズである。
しかしそうとも限らないのが釣りの奥深いところで、3人とも道志で初めて魚を釣ったルアーに思い入れがある。自分は金色のルアーで釣った。しくさんは緑色、ジュウシンさんはピンク色だそうだ。
まるで小学生が争うように、このルアーが絶対一番!!って、酔って幼稚な争いを赤いコットンタープの下で議論し、夜は更けて行った。(特に緑色の人が凄かったw)
「だって金色を川に入れたらどの魚からも見えるじゃん!」自分も真顔で力説してしまって、ブログの文章を書いている今、改めて振り返ってもバカバカしい。。。ちなみに3人とも理系男子(爆)
釣りは誰かに教えてもらうものじゃない。それぞれが持つ経験から学び、選び、考え、やっと1尾を釣る遊びだ。
どのルアーを選ぶのか?そのルアーをどうやって動かすのか?下流に投げるのか、上流に投げるのか、ルアーの動かし方はそれぞれ変わる。投げた後、1尾を釣る為に悩み、繰り返す。
そして水温の上がった難しい夏の渓相の中で、3人ともそれぞれのノウハウでそれぞれが1尾だけを釣った。
昨夜、誰も自分以外の意見に同意しなかった議論は、どの考えも同じくらい正解だったんだ。
そう、それは単なる酒を飲むだけのグループキャンプを超えた「夏渓エンジョイ」だったのである。
しくさん、ジュウシンさん、楽しい釣行ありがとうございました!
・
少人数ファミリーキャンプ入門・・・しくさんのレポ
「
本日帰還☆The 釣り合宿」
「
滝原オートキャンプ場 〜 The 釣りキャンプ of 道志村」
・
ジャンボキャンプ・・・ジュウシンさんのレポ
「
道志村の冒険」
■滝原オートキャンプ場
〒402-0214 山梨県南都留郡道志村川原畑8438
http://doshi-kanko.com/camp_01/takihara/
■両国橋 湯川屋
〒402-0201 山梨県南都留郡道志村49
http://yukawaya.a.la9.jp/index.html
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