道志の森はファミリーキャンプでも何回か来ているのだが、実は広すぎて全容が良く分からない。よくブログで見かける子供用のプールにはたどり着いた事が無い。サイトの中を道志川支流の三ヶ瀬川が流れており、川原沿いはファミリー中心で混雑している。
しかしキャンプ場の中だけでも標高差がかなりあり、山沿いの方にはちらほらソロキャンパーも居て不思議な住み分けが出来ている。今回自分が張った場所は管理棟の裏側に位置する山沿いだが、公式Webサイトの地図にも道が載っていない場所。着々と新しい林道を整備して拡張しているのかも知れない。
大型バス4台で乗りつける団体客が来たりして人の多さに度肝を抜かれたが、川沿いの混雑が嘘のように、ここはまるで完ソロ状態。
今日はテント無し、スノーピーク
ペンタの中にアルパインデザインの
メッシュシェルター、雷雨注意報が出ていたのでにわか雨に備えて
CUCUCHIのタープも張った。
今日は初めてタープ寝する目的以外何も無いただの食べて寝るだけのキャンプ。AM11:00頃キャンプ場に到着したが日中は33度前後あり大変暑かった。
ここは直火OKのキャンプ場。最近購入した直火用のアイアングリルで焚き火の準備も完了。
設営後昼食。涼しさの演出でそうめん作ったが、設営で汗だく。
昼食後キャンプ場内をふらふら。
PM3:30芋洗い状態になる前に道志の湯へ。規模は小さいが(だから混雑するのだが)清潔でよい温泉。カルシウムとナトリウムを含む硫酸塩泉で無色透明。道志村の村民となぜか横浜市民だけが390円で利用でき、その他は600円の入浴料がかかる。
内風呂の温度は41℃で真夏でものんびり入浴できる。檜風呂と陶器風呂がある。
温泉から帰ったら冷酒で一杯。
今日の酒はブルゴーニュ・ルージュ2009。フランスが猛暑だった2009年の濃いピノノワール。開けて空気に触れたらどんどん味が変わっていく早飲み系。そろそろ店では見かけなくなってきた。
夕食は、焚き火で和牛のサーロインを焼いて食べるだけの簡単なもの。見た目は今でも美味しそうなのだが、もう200gも体が受け付けない。昔なら500g食べても足りなかったのに。。。ワインが無かったら食べられない。老いを感じる瞬間。
夕食後は焚き火で酔う。暑くて焚き火どころじゃないと思いきや、PM8:00の時点で24℃。この後最終的には朝方19℃まで下がった。ドームテントでも全然OKな涼しい夜だった。
この後、いよいよ窮屈な
メッシュシェルターで初めての就寝。結論から言うと、テントで寝るより涼しいだけで、テントで寝るのも、タープで寝るのも大差無い。というのも道志の森の山間部は照明が全く無いので、ライトを消すと何も見えないのであった。
目を開けても閉じても同じ状態。
メッシュシェルターは頭もつま先も当たるが、柔らかく変形するので、それほど窮屈さは気にならなかった。
翌朝の朝食はサケ、しじみ(見えないけど。。。)、タコわさ茶漬け。
予約ができない巨大なキャンプ場、道志の森。川沿いに2kmも敷地があり、リバーサイド、プールサイド、山沿いの林間サイトが選べ、小さな子連れのファミリーからカップル、おっさんのグループまで様々なキャンプスタイルに対応可能。
どこのキャンプ場なら一人でひっそり過ごせるのか?さまよい歩く最盛期の休日ソロキャンパーにも大変優しい素晴らしいキャンプ場だった。そして
ペンタのぼっち感効果は遺憾なく発揮され、誰とも目を合わせない、誰とも話さないソロキャンプを達成したのであった。
■ 道志の森キャンプ場
〒402-0222 山梨県南都留郡道志村下善之木10041
0554-52-2440
http://doshinomori.jp/
■ 道志の湯
〒402-0212 山梨県南都留郡道志村7501
0554-52-2384
http://www.doshinoyu.jp/"
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