■2017-06-03(土)~04(日) 長野県 南相木村 立原高原キャンプ場
GW以来のキャンプ、中央高速で久々の信州へ。本格的に始まったキャンプシーズン。関東近隣では静かにひっそりソロキャンプできる場所を探すのが難しくなりつつある。ちょっと遠出して八ケ岳のふもとへ。
良い場所が見つからなかったら
廻り目平にしようと思ったのだが、最初に行った立原高原キャンプ場で管理人さんに挨拶。キャンプ場内を見学させてほしい旨お願いしたところ快諾頂き、ぐるっと一周。
規模の大きなキャンプ場、野外ステージまで備える。この時期、ツツジ祭りが開催されており、白樺とカラマツの間に咲く満開のツツジが綺麗な場所だ。白とオレンジの色彩が美しい。
にも関わらず人影が無い。キャンパー以外も入場できるのだが、散策する人すら居ない。無人の遊園地、無人の動物園に迷い込んでしまったような不気味さを感じる。ここまで誰も居なくてもいいのだが。。。
キャンプ場はバンガローの他、自然の地形を生かした区分けがされたAサイト、大きな広場に複数のテントが張れるBサイト、ソロ向けの林間サイトがありそれぞれの距離もかなり離れていて贅沢な構成。
バンガローはよくありがちな掘っ立て小屋じゃなくログハウス風の大きな建物。4人用と6人用がある。
地形で区分けされたAサイト。
8組のテントが張れるBサイト
散策している途中Bサイトに一組のファミリーが入ってきたがソロ向けの林間サイトは完ソロ。という事で今日のキャンプ地決定。
林間サイトはオートキャンプじゃないので車が入れないのだが、管理人さんに指示された駐車ポイントはサイトから近く
スチベルの運搬も問題なかった。車の向こう側が林間サイト。
一見フリーに見えるがサイトは全て区画。急な傾斜だが、テントを張る場所だけ水平に整地されている。サイトは小さく小型のソロテントじゃなければ設営は難しい。今日は久々のタープ寝。
スノーピークペンタを建てた。
樹脂の自在が割れた為、自在結びで仕上げてみた。意外と結び方って忘れないもんだなぁと。
このキャンプ場で買える薪は白樺。500円。静かに燃えるいい薪だった。
このキャンプでデビューの自作ギア。薪じゃないです(笑)ワトコの
ダークウォルナット仕上げ。使い方は別途更新で。
標高1,400m、日中の気温は16℃ 半袖だとちょっと寒く、管理人さんの話では前日の早朝は0℃まで冷え込んだとの事で、寝具は全て冬装備。
WILD-1のローコットに
NEMOのインフレーターを置き
NANGAオーロラ450DXを組み合わせる。翌朝の実際の気温は2℃まで下がり、結果的にこの装備で丁度よかった。
この隙間から天の川撮ってやろうと思っていたのだが、月が沈む時間に空は曇が多くなり星景は撮れなかった。
サニタリーハウス。清潔です。お湯出ます。コインランドリーとシャワーあります。100V電源こそ無いものの何気に高規格。道志にこのキャンプ場があったら予約困難なキャンプ場間違い無しだと思われるが人の気配無し。
当日は使用禁止になっていたが小さなお子さんが遊べそうな遊具も。その汚れが長く放置された雰囲気を醸し出し、こちらも不気味。
さすが信州のキャンプ場。広大なスペースに高規格キャンプ場を作り、その一角に野性的なソロサイトも併せ持つ。ちょっと中々巡り合えない構成。神経質な奥様連れて来て、自分だけソロサイトとかもできちゃう(笑)
今日のキャンプはとりあえず人の居ない場所探しに重きを置いてしまい、写真撮影とか、釣りとかあまり目的の無いキャンプになってしまった。最初に到着した場所で目的達成の為、その後はちょー暇。。。飲み食いして寝るだけのキャンプだと時間を潰せない。。。
という事で車で5分、近所の温泉へ。
外湯あり、打たせ湯あり、サウナあり、昭和の銭湯みたいな電気風呂が良かった。
夕食は有頭海老1本、あさり少々、パブリカ半分、0.5合の一人分のパエリア。サフランと白ワインの味付けはバッチリだったのだが、ちょっと芯飯になってしまった。標高が関係しているのか?熱伝導率の悪い鉄のパエリアパンが悪かったのか?
それと
naopionさんが美味しそうに食べているブログに釣られてしまい、乾燥バジルで味付けした鳥モモ。
今日の酒はイタリアワイン。これまでこのブログで披露してきたワインは全てフランス産なのだが、たまにはシャルドネ系以外の白でも飲もうかと。(ブルゴーニュの白はシャルドネだろうが、シャブリだろうが、ムルソーだろうが、全て葡萄種はシャルドネ)
カサカサとかカタカタとか犬猫じゃない動物の歩く音が絶え間なく続いて驚くが、次第にそれさえも心地よく、酔いが深く意外と眠れる夜だった。鹿はだいぶ至近距離まで近づいてきた。
翌朝、鳥の鳴き声が凄まじくて、4時起床。
白樺とカラマツの森林で景観が素晴らしく、ツツジが香る巨大なキャンプ場。ファミリーもグループもそしてソロキャンパーも受け入れる懐の深さがあり、しかも高規格。にも関わらず人が居ないのは近隣に五光牧場や廻り目平、駒出池等、信州を代表するキャンプ場がひしめく激戦区だからなのか。
いずれにしても、静かなキャンプ場にたどり着いた。今後は予約もせずに信州を放浪する際のベース拠点になるのは間違い無いだろう。
■立原高原キャンプ場
長野県南佐久郡南相木村立原6325-1
TEL:0267-78-2907
http://shop.asama-de.com/b/tatehara/
■南相木温泉 滝見の湯
長野県南佐久郡南相木村5633-1
TEL:0267-91-7700
http://www.takiminoyu.com/
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