2023-08-21 神奈川県 カーティス・クリーク
日の出前に神奈川県の某海岸に到着。だんだん明るくなってくる、この時間の海岸が好きだ。
すけさん先生から教えてもらった根のGPS座標をガーミンの魚探に入力して、NAVIのように案内してもらう。背中に陽の光を浴びながら、約1.5km沖合にあるポイントに向けてパドリングを開始する。
モニターには、進んだ場所の等深線が記録される。自分がどこを通ったのか、海底の形状がどうなっているのか、一目瞭然だ。水平線は5分で見飽きてしまうが、海底の等深線は見飽きない。
スマホアプリ
釣海図vの等深線と魚探を照らし合わせながら自分の位置を確認する。
魚探のモニターにも目が慣れて来た。最初はどれが魚でどれがノイズなのか分からないが、魚を感知するとアラームがなるので、だんだん理解できるようになる。
魚探にベイトの反応、すぐにシーバスロッドに付けていたサビキ仕掛けを落とす。この日最初に釣れた魚はウルメイワシ。10cm程の小魚だけど魚探の反応で釣った初めての魚だ。と同時にこの日のボウズ回避(笑)
この後も、イワシやカマスはたくさん釣れた。魚探が反応した時だけ釣り糸を垂らす。これはチダイかな?
そうこうしている間に根の上に到着した。この日は風は無かったが、沖方向に流される潮が速く、アンカーを降ろしてSUPを固定、初めてのジギング。
反応はあるが、なかなか乗ってくれない。初めての60gのジグは重く、どの様に誘ったら良いのかも試行錯誤だ。
ジグを落とすと魚探のモニターに自分のジグが写る。いったん底を取り、ロッドを上下させながら、中層まで上げていく。モニターにもそのように映る。
やがて、小刻みに上下させたロッドにイワシやカマスと違った手ごたえの魚がヒット!右手に感じる生命感、そこそこの大きさを感じながらリールを巻いていく。
記念すべきジギング初の釣果は34cmのアオハタ。ヒットしたジグは
ジャッカル フラッグトラップ60gのグリ金
釣り慣れた人ならリリースサイズなのかも知れないが、初めての釣果は持ち帰って刺し身に。
頭で出汁を取り、ハタの肝と胃袋を湯引きして初めて食べる。これこそ釣り人の特権であろう。特に胃袋のコリコリ感は、これまでの海釣りの事前準備が全て報われたような思いがした。
天日干したイワシの干物がね、、、これまた美味い。
ハーブを育てたり、オリーブを塩付けにしたり、ミョウガをぬか漬けにしたり、梅酒を作って何年も寝かせたり、タラの芽を摘んで天ぷらにしたり、そんな自然の食が妻も私も好きで生活に取り入れてる訳だが、思えば自分で釣った新鮮な魚を自分で捌いて食べるという行為は、それらに近い食の深みを感じる。
カヤックを購入した時に何ヵ月も連続で本栖湖に通って練習したように、この夏は同じ海岸、同じポイントを攻め続けていた。とにかくSUPとガーミンを使ったサイトフィシングに慣れたい。
翌週、ついに初の青物。32cmのショゴ(カンパチの幼魚)
更に翌週、オオモンハタとアオハタ
更に翌週、ショゴ×1、ソウダガツオ×2、カマス×20、アジ×2
特にソウダガツオは、SUPの周りに発生したナブラに投げて掛かった、人生初のナブラ打ちで釣った2尾。
生命感あふれる海面にジグ投げて即バイトする様子は、まるでフライフィッシングのドライに掛かった瞬間にも似ている。以来、ナブラが沸いているのを見るとワクワク気持ちが盛り上がるw
更に、3週連続自分のジグに掛かり、上げられなかった大物が居るのだが、その話はまた釣り上げた時にでも。
さて次はどこで釣ろうかな~~~
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