SUPジギングを始めてまだ3カ月程度なのだが、海釣りは渓流トラウトと比較しても魚数も魚種も豊富で釣りやすく、そこそこの釣果もあり、とても充実している。自分が使うジグも早くもだんだん固定化されつつある。
初心者がジギングで最初に最も悩むのは他でも無いメタルジグそのものではなかろうか。もちろん自分もそうなのだが、訳も分からず、やみくもにいろいろな製品に手を出すのも初心者ならではであり、この3カ月で30個程度のジグを購入しているわけだが、印象深いジグが2つある。
1つは
ジャッカル フラグトラップ。私が初めて購入したジグはDAIWAの大ヒット製品である
TGベイトなのだが、なんせ60gのTGベイトは3,000円程度するし、グリキン(緑金)とブルピン(青ピンク)は金曜日にはいつも売り切れているので、他の模倣製品を探してたどり着いたのがこのジグ。お値段1/3。
実はこのジグ、近所の釣り具屋の陳列でTG(タングステン)コーナーに陳列されていたので、TGと勘違いして購入したのだが、よくよく調べてみるとタングステンでもなんでも無かった(汗)
タングステンは比重量19.25gf/cm3と金とほぼ同じ比重であり、TGのジグは、質量を維持したまま、小型にできる特徴があるが、このジグは同じ60gで比較しても本物のTGベイトとの大きさの差はわずかであり、こちらを常用している。
右:DAIWA TGベイト60g 左:ジャッカルフラグトラップ60g
実際に、最初に釣ったアオハタも、ショゴもこのジグで釣っているので、もう毎回最初に使う、私のスタートルアーになっている。今後も価格優先でこればかり使っていく事になると思う。
もう1つは自分の中でナブラ撃ち専用に位置付けている製品
マリア ムーチョルチア 11Hピンクキャンディ。
ここ数カ月の釣行で辿りついた仕掛けは、アブガルシアのジギングロッドにサビキ3本+ジグ60g or 80gを付けており、いわゆるジグサビキという仕掛けだが、もう一本のメジャークラフト製シーバスロッドには、このジグを付けてナブラに備えている。
ナブラは、水面の荒れで認識するので、水に浮くフローティングジグを使う方がいいのかも知れないが、重くて遠投できるフローティングは、小魚に混ぜるにしては姿が大きすぎるし、小さなフローティングは軽くて遠投できないし、消去法で選んでいったら、この25g 55mmのメタルジグにたどり着いた。
このジグ、シラスの群れの中で、SUPに置き竿にしたまま垂らしておいただけなのに、ソウダカツオが噛み付く動作を目撃して以来、ナブラ撃ちに使っている。シラスとは色も大きさも違うのに、青物を刺激する何かがあるのだろうか?
水面を小魚が跳ね、上空には鳥の大群、夢中で青物がばちゃばちゃ音を立てながら捕食しているナブラ状態は、10分くらい続く時もあれば、数秒で終わってしまう時もある。SUPで射程距離に近づくのが精一杯で、仕掛けやジグを交換している時間はほぼ無い。
カラーチェンジも全く考えず、ナブラ見つけたらすぐにこのピンク色のジグを投げられるように準備している。
先週10/14も神奈川の某海岸沖で、運よくナブラに近づく事が出来、このジグに38cmのイナダがヒット!私の信頼度は極めて高い。
しかし、フックの強度が少々弱いようで、何匹か青物を掛けるとトリプルフックもアシストフックも開いてしまったので、他社のフックに交換して使っている。
上ノーマル、下フック交換後。SUPで持っていけるジグには限りがあるのに、無くなると困るので、馬鹿の一つ覚えの様に常に2個常備している。
道志川のヤマメ釣りでは必ず、
DUOスピアヘッド リュウキ 鮎カラーを使うのだが、それと同じ存在。
渓流では自然にありそうなカラーのルアーを使って釣るのが好きだったのだが、今や海釣りで使うカラーは、ブルー/ピンク、グリーン/ゴールドばかりだw繰り返しになるが、まだSUPジギング始めて3ヶ月なので、いろいろなノウハウがあるのだろうし、季節や天候でも変わるのだと思うので、考えながら経験を積んで行きたいと考えている。
そ、そうだ、、、釣りが面白いのは考える時間があるからだったんだ。最初からよく釣れるメタルジグに出会ってしまい本質を忘れるところだった。
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