レビュー:CUCUCHIピクニックコットンタープ
いつの間に日本でえんじ色のことをカタカナでバーガンディと呼ぶようになったのか。Burgundyとはフランスブルゴーニュ地方の英名である。ワインの名産地から取って付けたワインレッドを外国かぶれの誰かがバーガンディと呼ぶようになったのだろうか。正確にはDark Red、Wine Red、Burgundyは似ているがいずれも別の色だそうだ。
確かにCUCUCHIタープ ダークレッドもしくはワインレッドよりも、バーガンディの方が響きがいい。
ブログを振り返ってみるとどうやら、この製品が初めて買ったソロ用のアウトドア用品だった。白いポリコットンのテントやライトグリーンのポリエステル、スノーピークのベージュ、現在所有しているどのテントにも合わせられるタープとしてそれなりに色合いを考えて購入した。結果としてどのテントとも色味が違う地味な赤、バーガンディになった。
ノルディスクの白いコットンタープを
アメドに合わせると変だし、スノーピークのベージュの
ヘキサタープは白いアスガルドにもオップランドにも合わない。かと言ってテントごとに専用タープを買っていたらそれこそキリが無い。
オップランドとの組み合わせがちょっと心配だったが、
BRUTUSキャンプ特集号で偶然オップランドに赤いタープの組み合わせで掲載されており、
先日のホタルキャンプで自分でも張ってみてそこそこ観れるなぁと自己満足している。
CUCUCHIのタープは大きさが2種類あり、200×220cmと330×400cm。自分はソロ専用として小さい方を買ったが、このサイズはソロでしか使えないと言ってしまって差し支えない。150cmポールがジャストサイズの為、ローチェアを使ってもヘッドクリアランスは僅かであり、2人でこのタープを使うと窮屈な思いをする事になると思う。
ヘッドクリアランスが欲しくて、ためしに180cmポールで組んでみたが、宙に浮いた布のようになってしまいかっこ悪かった。
ブログを読みあさるとかつてはコットン100%だったようだが、自分が購入したのはコットン35%ポリエステル65%のポリコットンである。また縫い目の位置も様々なバージョンがあるようだが、自分のは真ん中で縫い合わせられているバージョンでシワの無い設営が難しい。
先日のホタルキャンプで5時間程度 強い雨に降られたが、雨漏りは全く無かった。しかし水玉はできず雨は生地に染み込んでいく。まだ使用回数は2回なので、この点は後々レポートして行きたい。
期待していなかったのだが、遮光性は色味の濃いポリコットンの為かなり高く強い日差しもそこそこ遮ってくれる。
メインポール用の付属のガイロープはやや短く、ペグダウンの許容範囲が狭くなってしまうし、動線の確保も難しいので、+180cm程延長した。
収納袋はタープと同じ色、同じ素材。個人的には、小学校時代に使っていた上履き入れとそっくりでやや気になる。
冬にソロキャンプを始めてこれまで日差しが弱かった事もありタープ無しの簡単設営をして来たが、6月以降の強い日差しではソロといえどもタープが必須になってきた。これからの暑い季節はこのタープの使用頻度も増えていくことになるだろう。
■OUT DOOR SHOP DECEMBER
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