SOTO SOD-372ストームブレイカー発売直後の1stロットを入手して、感動のレビューを以前書いた。つい最近の事だと思っていたが、もう5年前だった汗
過去記事
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レビュー:SOTO SOD-372 ストームブレイカーその1 外観確認編
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レビュー:SOTO SOD-372 ストームブレイカーその2 着火確認編
大変気に入って使っているが、ほぼノーメンテのMUKAストーブと異なり、頻度は多くないがメンテが必要だ。
長く使っていると、時々半分だけ異常燃焼になったりする。もともと火力が強いバーナーなので、実はこれぐらい火力が落ちてくれた方が料理にはちょうど良かったりするのだが、この時の音が、バババっって激しく唸るので、レギュレーターの爆発事故を起こしてリコール回収されたコールマン501を想起し、ちょっと怖くなる。
こうなった時の対処方は、大抵以下の通り。
バーナーの底に付いている8mmのエンドキャップを外し、付属の掃除針でカーボンを落とす。
結構ここの目詰まりが発生しやすく、時々清掃が必要だ。これは取説にも記載されているユーザーの標準作業。
この時、結構な量のカーボンの粉が落ちるので注意。家の中でやらない方がいい。
この日は雨が降っていて暇だったので、完バラしてカーボンクリーナーとエアダスターで全体的に清掃する事にした。付属の工具でもバラせるが、とても扱い辛いのでレンチはあったほうがいい。必要なのはJIS規格の8mm、11mm、13mm。
13mmは1個所だけなのだが、どんなに緩めておいても硬く固着してしまう場所なので必須。それと足をバラすのに小ぶりなラジオペンチがあると便利。
11mmでホースユニットを外す。
同じく11mmでノズルユニット上側を外す。この11mmの下のナットが13mmで、ここが硬くなりやすい。ノズルユニットをプレートに固定するだけのナットなので自分はいつもユルユルに止めてある。
赤丸:ホースユニットに入っている真鍮のスペーサーと、青丸:ノズルユニットに入っているステンレスのスペーサー。いずれも上下方向があるので注意。この2つのスペーサーこそが、MUKAストーブのゴムリングを廃止した、ストームブレイカーの特徴の一つであろう。
このバーナーのウイークポイント、ノズルユニットの再清掃、穴を探すのが老眼に辛い、、、
バーナーヘッドは、メッシュ部分と溶接されており、これ以上バラせない。しかし、火口とメッシュの間によく固形物が挟まってしまう。
湯煎すると良いらしいと、いつかどこかで聞いた気がするのだが、ちょっと都市伝説っぽい。
全体的にカーボンクリーナー掛けて拭き、エアダスターで塵を飛ばした後、再組立てして元通りに。いつもの元気なストームブレイカーに戻った。
メンテナンスは必要だが、メンテナンス性は良好でバラしやすく特に難しいところも無く、相変わらず良いバーナーだと思う。
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