ソロキャンパーの全装備 2020冬

へり

2020年01月13日 07:13

 2017年3月に公開した「ソロキャンパーの全装備」が当ブログの人気記事となっている為、2020年度版に更新。

 今回の道具は2019年12月、まほろばキャンプ場で使ったソロ道具。結果的に3年前から殆ど変わっていないのだが、コールマン508AがSOTOストームブレイカーに、キャリーケースをコールマンBBQグリルケースからスノーピーク・シェルフコンテナ25に変更、使わない小物を削減した程度の変更になった。




 この3年間、破損した道具はペトロマックスHL1ランタンの芯を出し入れするホルダーのみ。部品交換して事なきを得ている。(過去記事参照)


 所有のテントは10年以上使っている物もあるが、幸いな事に加水分解も無い。(基本的に加水分解情報のあるメーカーのテントは買わない)


 そもそも購入時には相当吟味して道具を選んでおり、破損や故障も無いのでキャンプ道具の買い替えに至らない。たぶん2019年は最もアウトドア製品を買わなかった年であり、キャンプ歴41年にして道具沼は落ち着いた(笑)


私のキャンプ道具の選択基準はここの所全く変わっておらず、

 ①組み立てに時間が掛かる製品を買わない。(設営時間短縮)
 ②無駄に大きな製品を買わない。 (収納のコンパクト化、積載性向上)
 ③小さくて軽くても不便なものを買わない。(キャンプ時の利便性向上)
 ④10年使えなさそうな製品を買わない。(同じ物を長く使いたい。)

という事で一貫しており、ポールの数や挿入箇所が多いテント、設営撤収に時間が掛かる薪ストーブの類、ふとんみたいなデカい化繊のシュラフ、焦げ付いて料理しづらいチタンのクッカー、数年ももたないフッ素樹脂加工されたフライパン、40cmの薪が入らない小さすぎる焚火台等、ショップで見た瞬間から選択肢に入らない。


 近年のキャンプは「不便を楽しむ」ような遊びでも無いので、ペトロマックスHL1や、バーゴのヘキサゴンウッドストーブ等、一見何の役にも立たない道具も、癒し系道具として少々加えている。


 また、タープが嫌い、エプロン付きのテントが嫌い、バーナーのプレヒートが嫌い、にもかかわらずポンピングが好き、コット寝が好きという、どうにも変わらない独自の嗜好もあり道具選びも偏っている。

 特に虫の居ない冬季はインナーレスのキャンプが好きなので、インナーマットやラグ等の敷物が無いのも特徴と言えば特徴か。


 キャンプの道具選びに、正しい正しくないは存在しない。しかしどんなキャンプがしたいのか一貫した考えは必要だ。さもなければ似たような道具をいくつも買う事になるし、直ぐに車に積載できなくなるだろう。

 道具の事を書き出すと書いても書いても止まらないw。キャンプ歴41年、ソロキャンパー歴5年の道具達。並べてみよう。


1 テントファクトリーテーブル(改造)
2 テントファクトリーラウンジャー
3 コールマン スチールベルト54QT
4 コールマン ノーススター2000+SPランタンハンガー
5 武井バーナー301A
6 ペトロマックスHL1
7 ガソリンタンク3Lレギュラーガソリン用
8 ガソリンタンク3L灯油用
9 SPマルチコンテナS(ペグ/ハンマー/ヒューエル・ファネル/薪割り用スクレッパー)
10 テント この日はテンマクデザイン PANDAクラシック(ゆうかサイン入り)
11 シュラフ 山渓×NANGA オーロラ600DX
12 32Lザック(カッパ/着替え/洗顔用品)
13 コットWild-1オリジナル(現Qualzキャンパーズ ベッド Ⅱ)
14 CAMP☆MANIA 焚火ハンガー&自作ファイヤーブラスター&クラシックアイアングリル
15 スノーピーク シェルフコンテナ25


小物は全て15のスノーピーク・シェルフコンテナ25に入れて運搬。従ってこのコンテナに入らない小物を買う事は無い。焚火台もワンバーナーもインフレーターもクッカーも意地でもこのケースに収納している。



このコンテナの中身が下記。





1 プリムス トースター(魚以外用)
2 プリムス トースター(魚用)
3 アルミホイル
4 キッチンペーパー
5 まな板(竹製)
6 クレセル室内 室外 温度計
7 焚火台笑's A4君と自作のスモーカーキット
8 着火剤(文化たきつけ)
9 バーゴヘキサウッドストーブ
10 コールマンヒーターアタッチメント
11 KEVNHAUN スクウェアカッティングボード
12 ハイマウントアジャスタブル
13 一酸化炭素警報機
14 ZIPPO オイル
15 ユニフレーム ソロクッカー(現ごはんクッカープラス)
16 パール金属グリルパン20cm
17 スノーピーク/シエラクラブ シエラカップ×6
18 スノーピークチタン シングルマグ300
19 スノーピークチタン シングルマグ300
20 CHUMS×GRIP SWANY 本革製スキレットハンドルカバー
21 SOTO MUKAストーブ ポンプユニット
22 SOTO MUKAストーブヘッド
23 SOTOストームブレイカーヘッド
24 SOTOストームブレイカーポンプユニット
25 インフレーターNEMO ORA 20M
26 スノーピーク キッチンメッシュケースS
27 スノーピークたねほおずき
28 スノーピークたねおおずき
29 コールマン ダッジオーブンスタンド
30 ライヨール製ワインオープナー
31 ビクトリノックス ピクニッカーNL
32 赤色LED(写真撮影用)
33 予備電池(単4)


 2017以降に購入した小物でとてもよかったのは、パール金属のグリルパン。安価だけど煮たり焼いたり盛り付けたりキャンプごはんでの汎用性が高く使い易い。それと、スノーピークのメッシュケースS。こちらは小物の中の更に小物をまとめるのに使用。意外とこの手の製品は他に代わりが無い。




 次にコールマンのスチールベルトの中。実はスチールベルトはクーラーとしては使っていない。所有している方はご存じの通り、スチールベルトはこの世に売っているクーラーの中でも最低レベルの保冷力であり、私は道具入れとして使っている。

 本当のクーラーは、その中に入れているサーモス20Lw←安価なのに、すごい保冷力!これがスチールベルトの内寸にピッタリ。それと止むを得ず収まりの悪い24cmのデバイヤーのフライパンもこの中に。






 私は設営撤収の速度に拘るソロキャンパーだ。おっさんのソロキャンパーは存在そのものが気持ち悪いのだから、もたもたペグダウンして他のキャンパーに迷惑かけたくない。静かに森に同化して目立たない存在になりたい。だから道具選びの基準も速度重視。


 キャンプを始めたばかりの頃は設営そのものが楽しい時期もあるが、設営にかかる時間は、言ってみればキャンプにおける無駄な時間。できる限り短縮したい。

 


 この道具達で実際どれぐらいの設営速度なのかは、次回記事で公開。きちんと速度計測してみた。








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